こんにちは(^^)
茨城でナチュラルな建築を手がけている
FRクラシックスの遠峰慶光です。
いつも読んでくださってありがとうございます。
昨日はスタッフの高津さんと小美玉市Sさんのおうちの手すりをエイジング加工に行きました。(エイジング加工とは、古びた加工のことをいいます)
今回は、高津さんに木のえぐり方の感じを教えるのもかねてです(^^)
今回は階段の手すりを上の画像の梁のようにエイジング加工してきました。
梁のエイジングを覚えたのは今から7年ほど前。
そのときはエイジングの名前すら分からなかった状態です。
木をえぐったり、傷つけたり、ワックスを選んでみたり、色々な表現の仕方をやってきましたが、最終的に落ち着いたのは比較的シンプルなエイジングです。
やってくうちにわざとらしいのが自分の中で嫌になってしまったからです。
木の持っている木目や多少の割れ、傷が自然であればあるほどリアルなのです(^^)
昨日は珍しく木をえぐりましたが、たまにはそんな時もあります。
エイジングを知ったときには随分といろんなエイジングを見て勉強しましたが、見すぎると本物との違いに気付き、より本物の素材や経年変化に惹かれていくようになりました。
本物の素材を使っていると、経年変化は美しいものですが、
床などのよく歩くところの色目が薄くなってきてみたり、傷がついて味わい深くなってきたり。
外壁の漆喰も汚れが味になってきたり、
内壁もお子さんが大きくなったときに、痛んだところを自分で塗ってみてメンテナンスしてみたり。(そうすることによって壁の表現が味わい深くなります)
エイジングはエイジングでかっこいいですが、
時間をかけてのエイジングもいいものです。
以前にもジーパンについて書きましたが、
変化や味わい深さを感じるものは、どうしても大事にしたくなります。
そういったところが、住宅の寿命を長くするための一つの要素かもしれませんね(^^)
打ち合わせにむかう途中で、思ったことは概ねそんなところでした
代表取締役社長
遠峰慶光
1976年10月15日遠峰家の長男として生まれる。
小中高校時代は野球に打ち込み、挨拶・礼儀・人間関係の大事さを学ぶ。
鹿島学園高校を卒業後、大学に進学し、東北の輸入住宅メーカーに2年間修行する。
25歳の年に地元茨城県に戻りエフリッジホームに入社。
ミッション『居心地の良さをつくりたい』を掲げ、僕たちが考える居心地のいいおうちつくるため日々奮闘中(^^)!