2019.04.13
子供部屋の間取りや収納の設計ポイントvol.1
注文住宅の醍醐味は、ご家族のご希望やライフスタイルに合わせて間取りを自由に設計できること。その中でも多くの方が迷われているのは、子供部屋の設計についてです。何十年という長い間住んでいくお家の中で、実際に”子供部屋”として利用する期間は意外と短いものです。今回は、そんな子供部屋をどう設計し、どう活用していくか、そんなポイントについてご紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
収納に扉をつけずに広々と空間を使う
子供部屋には物がたくさん
子供部屋にはベッドに、勉強机、本棚に遊び道具など、物がどんどん増えていきますよね。大きくなって、部活やクラブ活動が始まる年齢にもなれば、スポーツ用品やギターなどの置き場が必要になります。いくら収納があっても、結局はあふれ出してしまうことが多々あります。
扉をつけないオープンな収納がおすすめ
子供部屋を設計するときのポイントは、扉をつけないオープンな収納にすること。扉がない収納なら、開け閉めのためのスペースを取ることもなく、柔軟に空間を使うことができますよ。お子さんが成長した何年か先を見据えた収納計画はとても大事です。
あえて子供部屋の外に収納スペースを設ける
部屋の空間を有効活用できる
収納は子供部屋の中につけずに、共有スペースに作る間取りも人気です。収納のスペースがないだけで、子供部屋自体は広く使えますよね。無理やり狭い収納を設けるよりも、家族全体の収納として一つにまとめることで、大きな荷物や趣味のものを効率よく収納することができますね。
お掃除も楽になる
共有収納スペースであれば、お母さんも一気に掃除できますよね。また、こうした共有スペースを設けておくことで、子供が独立した際にも活用ができるところもポイントです。子供が過ごす時間は意外と短いものです。長く住まうことを意識しながら、ご家族にあったプランを注文住宅で実現していきましょう。
アメリカはLDKが広く子供部屋は小さい間取りが多い
合理的なアメリカの間取り
アメリカの住宅は、家族団らんで過ごすLDKが広く、子供部屋は小さくした間取りが多いと言われています。小学生に上がるときに1人部屋を用意したとして、大学などで独立するまではおそよ10年余りでしょうか。家全体の寿命はその何倍もありますので納得です。アメリカの合理的な考え方がこのような間取りにも表れているようで面白いですよね。
子供部屋のその後の活用
では、その子供部屋はどう活用していくのでしょうか?子供が帰省した時に使えるようにしておく、という考え方もあるでしょうし、ご夫婦の趣味の部屋や多目的な部屋として使われることもあるでしょう。そこはご家族のライフスタイルに合わせて考え方は異なるかもしれません。いずれにしろ、人生設計と間取設計、両方の視点で注文住宅を考えていきたいですね。
子供部屋を設計するときにライフプランも一緒に
いかがでしたでしょうか?注文住宅を設計するときに、いろんな要望が積み重なっていくと、意外と近視眼的になってしまいがちですよね。ただ、一歩引いて、お家全体をどう活用していくかという長く広い視点で設計を楽しみましょう!
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エフリッジホーム 編集部
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