2019.01.26
時を経るほどに味わいがある塗り壁のメンテナンスについて
いま大人気の塗り壁を取り入れた住宅。珪藻土やモルタル仕上げなどが有名ですよね。継ぎ目がなく、自然素材の風合いを楽しむことができ、さらに耐火性や調湿性にも優れていますので、オシャレで健康的な住宅を考えられているご家族から注目されています。ここでは、そんな塗り壁のある家で気持ちよく住んでいくために大切な、メンテナンスのポイントについてご紹介していきます。
塗り壁は傷みやすいので高圧洗浄機は使わない
美しく繊細な塗り壁
サイディングと違い、塗り壁は職人が手作業で作り上げていくものです。味わい豊かで唯一無二の仕上がりは美しいものです。その代わり、塗り壁は繊細で衝撃や汚れには弱いところがあります。お手入れをするにあたり、塗り壁のこのような特性をまずはおさえておく必要があります。
便利な高圧洗浄機も塗り壁には厳禁
サイディングやタイル壁であれば、ケルヒャーなどの高圧洗浄機で汚れを落とすことができますが、塗り壁には禁物。ひび割れや欠けの原因にもなりかねません。また風合いも落ちせっかくの塗り壁の味わいも損なわれてしまうかもしれませんよね。塗り壁は繊細ですので、高圧洗浄機は使わないと覚えておきましょう。
小さな汚れであれば消しゴムやサンドペーパーで削り取る
意外と便利な消しゴム
鉛筆のような汚れであれば消しゴムで消せることもあります。お子様が落書きしてしまった時や、家具がこすれて出来た汚れなど、ちょっとしたものであれば消しゴムを使いましょう。消しゴムであればどのご家庭にもあり、水も使いませんので、お手軽で安心なメンテナンス方法の1つです。
ひどい汚れにはサンドペーパーを
調味料や色が着いた汚れなど、消しゴムでは落とせないような汚れもついてしまいますよね。そんな時はサンドペーパーを使ったお手入れがおすすめです。サンドペーパーはホームセンターでも手に入りますのでどなたでも簡単にお手入れできるでしょう。壁の粗さに合わせてサンドペーパーの粗さも変える必要はありますが、400番くらいのものを木材に巻きつけてこすってあげれば、汚れは削り落とすことができます。
壁にひびや欠けがある場合は上から刷毛で塗り直しも
家族揃って楽しくDIYで補修
汚れではなく、ヒビや欠けがある壁には、塗り直しを考えましょう。ちょっとした場所であれば、同じような素材を手に入れて、ご自身で補修することもできますよ。DIYであれば、お子様と一緒にメンテナンスすることができます。物を大事にする心を養う中で、お家に対する愛着も一層湧きますね♪
最後の手段は業者や施工会社に依頼
大きな補修になった場合は、ハウスメーカーや職人さんにお願いした方が良いかもしれませんね。このように塗り壁のメンテナンスコストは多少かかりますが、自然素材を使って心も体も気持ちよく過ごせるというメリットは代え難いものがあります。日々のお手入れはご家族で、数年に一度のメンテナンスはプロに、という考え方も大事です。
綺麗な状態を保ちつつ塗り壁の味わいを楽しみましょう
なんといっても塗り壁は見た目を楽しむことが大事。長く住んでいくと汚れたり補修が必要な場面がありますが、そうやって住み続けていく家には愛着も湧くものです。10年~15年を目安に塗り直しをしていけば、綺麗な状態を保ちながら、塗り壁ならではの味わいを楽しむことができると思いますよ♪
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エフリッジホーム 編集部
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