2018.11.26
間取り決めの前に「ゾーニング」。3つのゾーンをチェック
住まいづくりは、まず住む人が暮らしを思い描くことから始まります。その作業のひとつが「ゾーニング」です。今回は、ゾーニングに必要な3つのゾーンをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ゾーニングとは
ゾーニングとは、建物をいくつかのゾーンに分けること。住まいづくりにおいて、細かい間取りを考える前に、大まかな配置や広さなどを決める作業のことです。ゾーニングのもとになるのは、家族のライフスタイルや理想のイメージ。プロの設計士さんに間取りを作成してもらう際にも重要なヒントになります。
ゾーニングする各部屋の大きさは、現在住んでいるところを目安に考えるのが基本。狭すぎる広すぎるなど、不満がある部分を洗い出しながら進めていきます。イメージが湧きにくい場合は、モデルルームなどを訪れるのもおすすめ。理想の住まいが見えてくるはずです。
住宅は、主に3つのゾーンに分けられます。これから、その3つのゾーンについて詳しくご紹介していきます。
家族が集まるパブリックなリビング
住まいのなかで、家族が集まる場所が「パブリックゾーン」。リビングやダイニングなど、くつろいだり食事をしたりなど、常に家族が集まるゾーンです。2階建ての住まいなら、基本的に1階がパブリックゾーンになることが多く、住まいのなかでも大きな面積を占めます。しかし、最近では日当たりなどを考慮して2階にパブリックゾーンを設けるケースもあります。
個人が使うプライベートルーム
家族の各人が自分の部屋として使うのが「プライベートゾーン」。子ども部屋や主寝室など思い思いに使うことができるゾーンです。プライベートゾーンは、各人のライフスタイルを考慮して配置するのがポイント。リビングやダイニングなどパブリックゾーンと各人の部屋をできるだけ近くすることで、コミュニケーションが取りやすく暮らしやすい住まいになります。
生活に必要なサービスゾーン
キッチンや浴室、洗面脱衣室、トイレなど生活に必要な場所が「サービスゾーン」。特に家事をする人にとって使いやすい配置にすることが、家事効率アップの鍵になります。例えば、キッチンや洗面所などの水まわりをまとめることで、調理しながら洗濯をするなど、家事を同時進行しやすくなります。また、高齢者と一緒に暮らす場合は部屋の近くにトイレを設けるなど、家族の動線を考慮したゾーニングが理想です。
まとめ:
ゾーニングを通して、家族の理想を話し合う機会が生まれます。皆で住まいづくりをしていると実感することで、より家族の絆も深まりそうですね。ぜひ、家づくりで考えるべきポイントをピックアップしながら進めてみてください。
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エフリッジホーム 編集部
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